塾講師マニュアル②採用試験編

アルバイト

 私は、おそらく早稲田生の中で一番勤めている人が多いであろう、関東圏で展開している某個別指導塾で2年ほど働いています(2022年7月くらいから)。その経験をもとに、他に塾講師をしている人やこれから始めたいと思っている人に向けて記事を書いていきたいと思います。

採用試験

 前の記事は塾講師の仕事全般について書きました。このバイトに応募したきっかけは家に講師募集のハガキが届いたことです。受験生時代から塾講師はやってみたいと思っていたので、応募してみようと思いました。集団は自信がなかったので個別だけに絞って、そのハガキを送ってきた塾以外にも探してみました。時給の高い所から受けようと思って、結局その塾から応募することにしました。それで受かった塾で今働いています。

性格適性診断

 まずは、校舎に行って性格適性診断と勉強のテストを受けました。性格適性診断は、おそらく就活で使われているのと似たような感じです。受かるためには、怒りっぽいとかの性格がない人になりきって受けたほうがいいのはもちろん、2つ注意点があります。まず、性格のテストには、「ライスケール」という、被験者が嘘をついていないかどうか確かめる質問があります。ライスケールである質問の例は、「今まで嘘をついたことがない」や「今まで人の悪口を言ったことがない」などです。これは聖人君子になりきって答えるのではなく、「いいえ」を選択しておくべきものです。それから、一貫性のある回答がされているかどうかも数値として測られています。(同じような質問が複数回出てくることがあるので、性格を偽って受ける人は注意してください!)

学力試験

 学力試験は、理系と文系に分かれていて、理系の方は中高の数学と受験算数、文系の方は中高の英語と現代文、古文でした(漢文があったかは忘れました)。私は受験算数は分からないので文系の方を受けました(私のことを知らない人のために補足しておくと、私は普段は数学とか物理をやっているガチ理系です)。英語は文法問題とかもあって、共通テストとは違う感じでしたが、国語の方は共通テストのような形式でした。

 あとは、志望動機などのアンケートもあって、最後に面接を受けました。そこでもまた志望動機を聞かれました。私はその日、水色のギラギラしたマニキュアを塗ったまま行ってしまったんですが、何もそのことのについては触れられませんでしたし、受かりました。(仕事をするときは派手な髪色、派手なマニキュアは禁止です。)

これから応募したい人へ

 ここから一番重要なことを書きますが、某塾では早稲田生なら面接や性格のテストでやらかさない限り9割9分受かります。勉強のテストの結果はあまり重要ではないはずです。それに今は知り合いを紹介してその人が採用されると、紹介した側は10000円、された側は(多分)5000円もらえるので、相当な人手不足なんだと思います。

 ちなみに、昔は違ったそうですが、今は学歴フィルターで応募者を切っているそうです。ネットで調べてみたらGMARCH以上ならOKらしいです。また、GMARCH以下でも、働いている知人に紹介してもらうというのでもいいらしいです。

 学年の途中で辞めないでほしいということを最初に伝えられますが、担当する生徒がいなければいつでも辞められると思います。学年の切り替わりの時期なら、事前に伝えておけば何も問題なく辞められると思います。しかし、私は1年は続けて、その次の学年の切り替わりで辞めようと思っていたのですが、中1の時から見ている受験学年の担当生徒がいるのでもう1年やろうと思って今も続けています。迷惑をかけずに辞める方法については、実際に辞めた経験がある人に聞いてみてほしいです。

 次の記事は、仕事の時に使っているアイテムについて書きました。

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